KiCadには既存の部品ライブラリがあります。しかし、抵抗やコンデンサ、FETのような一般的な部品以外は、自分の使う部品はライブラリにはまず存在しません。これらは、回路図の部品も、基板エディタで必要となるフットプリントも、全て自分で用意しなくてはなりません。
KiCadには回路図ライブラリエディタとPCBフットプリントエディタがあるので、プリント基板を作るのに必要なデータはKiCadだけで用意することが出来ます。さらに、2次元のPCBフットプリントに3Dデータを関連付けすると、基板の部品配置を3Dプレビューで立体的に把握することが出来ます。TWE-Liteを使う工作では、小さなケースに部品を配置する必要があるため、この3Dプレビューがとても役に立っています。
KiCad用の3Dフットプリントを作るにあたり、以下のチュートリアルが参考になりました。
Tutorial: Custom 3D models for KiCad 3D viewer
私も、TWE-Liteの3Dフットプリントを作る過程を録画してみました。
こちらは 、TWE-Lite SMD本体。
さらに、ハテナアンテナも。
この他に、電気二重層コンデンサ、リチウムコイン電池ホルダー、 リチウムコイン電池、タクトスイッチ、プラスチックケース等の3Dフットプリントも作りました。これらは、githubのリポジトリで公開しています。
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