これではつまらないので、メロディーをEEPROMから読むように改造し、独自に定義したメロディー更新のパケットによってメロディーを書き換えられるようにしました。これでメロディーは自由に選べるようになりました。しかしこの方式では、メロディー書き換えのためにPCが必要になります。また、書き換え用のパケットを送る操作は、プログラマーでなければ到底できそうにない難解なものでした。
自転車発見器はTWE-Liteの入出力の一部しか使用していません。未使用の入出力端子のうち、送信機のDI4にリードスイッチを接続して、受信機に仕込んだ磁石にタッチしてスイッチONするという使い方を追加しました。App_Melodyの既存機能により、DI4はメロディーの停止に割り当てられています。これをリードスイッチでONにすると、タッチ操作で再生中のメロディーが止まるようになります。 これだけならリセットスイッチと大して変わりはありませんが、さらに、DI1に接続したタクトスイッチを押しながらタッチすると、タクトスイッチのDI1とリードスイッチのDI4の同時押しができます。この場合の処理として、送信機からメロディー書き換えのパケットを送ることにしました。
我ながら、面白い機能が出来たと思います。今まではメロディーを止めるために受信機のリセットスイッチを押していましたが、リードスイッチでメロディーを止められるようになったので、受信機のリセットスイッチは廃止しました。
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