2013年6月29日土曜日

Ubuntu 10.04 LTS から 12.04 LTS へ移行してトラぶった話

 Ubuntu 10.04 LTS DesktopがEnd of Lifeになったので、Androidのビルド用に使っているPCのOSを12.04 LTSへアップデートしました。で、いろいろトラぶりました。

アップデートマネージャでアップデートしたらブートマネージャが壊れてHDDから起動しなくなった

OS更新でありがちなトラブルですが、いきなりブートしないのには焦りました。インストール媒体でブートしてgrubを更新して解決しました。

Androidのビルドが出来なくなった

これは前から分かっていた事なので、http://source.android.com/source/initializing.html に従ってパッケージを入れる等してみましたが、これでは足りませんでした。gcc-4.4を追加でインストールして、gcc-4.6ではなくgcc-4.4が優先的に呼ばれるようにして解決しました。ターゲットによっては、問題無いのかも知れません。

Windowsサーバの共有をmount.cifsでマウントできなくなった

共有のアクセス権設定が妙に凝っていて、上位のフォルダに対して読み込みアクセス権が無く、一部の下位のフォルダだけが読めるようになっている場合に、mount.cifsでマウントできません。同じフォルダが Ubuntu 10.04 LTSではマウントできていました。
SambaのBugzillaには登録されていますが、未だ解決のめどが立っていません。
  https://bugzilla.samba.org/show_bug.cgi?id=8950
 この問題にはとても困っていますが、もともとcygwinでやっていてUbuntuに引越しした作業に関する要件なので、手順の一部をcygwinに戻して回避しようと思っています。

 Unityがとっても使いにくいのですが、よく使うTerminal,Emacs等をデスクトップに置いて日常的には不自由は無くなりました。