2017年2月5日日曜日

PWMとLPFで疑似DA変換

 TWE-Liteのオーディオアプリでは、PWM出力をLPFに通すことで、デューティー比の変化を電圧に変換しています。Analog Discovery 2を買ったので、この様子を視覚的に確認してみました。

 LPFを通す前のPWM出力と、LPFとスピーカーアンプを通った後の音声出力にプローブをつないで、同時に波形を見てみました。
プローブの接続箇所
 波形は、このようになりました。上がPWM波形、下がスピーカー出力の波形です。この時は、テストトーン(正弦波?)を再生していました。
電圧の山では高デューティー比
電圧の谷では低デューティー比

 PWMのデューティー比が高い箇所(約60%)ではスピーカー出力の電圧が高く、デューティー比が低い箇所(約40%)では電圧が低くなっています。
 一見しただけではわかりにくいのですが、Quick Measureでカーソル位置の値を見ると、簡単に理解できます。