2015年5月21日木曜日

LPC810でLチカ / JIS D 5601準拠の車速パルス発生器

 1年以上前のトラ技付録に付いてきたLPC810を使ってLチカしてみました。

 単純にLEDを点滅させても何の役にも立たないので、JIS D 5601:1992(自動車用スピードメータ)に準拠した車速パルスを出せるように周期を調整し、パルス周期の時速換算値をLCDに表示するようにしました。LPC810の出力はFET(2SK4017)のゲートにつながっていて、車載電源と同じ電圧のパルスを発生できるようになっています。デフォルトの設定ではメーター1回転毎に4パルスですが、リセット時にUP/DOWNキーを押しておくと、2pulse/rev., 8pulse/rev., 16pulse/rev.に切り替えることができます。
 この信号をカーナビの車速信号ラインに流すと、時速300kmの世界をナビ上で再現できます。


 こんなの作っても、何の役にも立ちませんけどね。

 参考にした書籍は「挿すだけ! ARM32ビット・マイコンのはじめ方」です。サンプルのソースコードがコンパクトで理解しやすかったです。

 ソースコードと回路データは、githubの公開リポジトリに置いてあります。