センサー子機は、I/O状態を定期的に親機へ送信します。この情報には、電源電圧とTWE-EH Solarに接続した電気二重層キャパシタの電圧が含まれています。 これをデコードして、Raspberry Piのモニター用に使っていたmrtgでグラフ化してみました。
過去1週間のグラフは、このようになりました。運用開始から1週間しか経っておらず、この間にも何度かメンテナンスをしているため、切れ間の多いグラフになってしまいました。
青色がVcc、緑色がVC2(電気二重層キャパシタ)の電圧です。電気二重層キャパシタは、秋月で買った耐圧5Vの容量1Fです。
週間電圧グラフ |
グラフのところどころで、緑色で示した電気二重層キャパシタの電圧が急落している箇所があります。この子機はFRISKのケースに収納していますが、 絶縁がいい加減だったために、ケース内で電極が接触して短絡する事故が発生していたようです。
月曜の朝にケースを開けたときにもキャパシタを短絡させてしまったらしく、1V未満からのスタートになりました。この日は晴天でしたが、一日かけても2V程度までしか充電することができず、日没直後にTWE-Liteが落ちてしまいました。
こうも短絡事故が頻発していては困るので、amazonで買ったカプトンテープでTWE-Lite SMDと電気二重層キャパシタを包む対策を火曜日の朝に施しました。この後は、短絡は発生していません。
火曜日の一日分の電圧は、下のようになりました。起床後に雨戸代わりのシャッターを開けてから充電がスタートし、正午頃には満充電(約3.45V)になっています。10時頃にVccの電圧が急落していますが、これは、VC2が2.6Vの閾値を超えてVccに直結されたためです。その後は、VccとVC2がほぼ同じ電圧で推移しています。
日中に充分に充電されたため、日没後も動作し続けました。
復活して満充電 |
もう安心です。このペースなら、暗闇の中でも満充電から丸1日以上は持ちそうです。
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