2015年3月8日日曜日

自転車ビーコンの歴代リモコン4世代

歴代リモコンを並べて撮影してみました。左が古く、右へ進むほど新しくなっています。

 左端は初代リモコン。内部に基板は無く、TWE-Lite DIP PCBを両面テープで固定していました。実際に動くものを手っ取り早く1台作りたかったので、ケースはMINTIA BREEZEの廃品流用です。

 2代目は、コンパクトで安定したケースに入れたかったので、タカチのCS-75と専用ユニバーサル基板で作りました。2代目以降のTWE-Liteは、DIPではなくSMDを使用しています。TWE-Lite SMDはユニバーサル基板に乗らないので、テープで固定していました。2代目の途中から、LEDのパイロットランプを点滅するようにしました。
 小型化については充分でしたが、内蔵したタクトスイッチの厚さに無理があったせいか、チャタリングと思われる誤動作が頻発しました。それ以外にも、スイッチが押しにくい、選定した電気二重層コンデンサの特性が不適切などの問題がありました。

 右から二番目は、現在使用している3代目です。スイッチを大型化し、内部抵抗の小さな電気二重層コンデンサを採用して、2代目にあった問題は改善されました。使用したケースはタカチのPS-85で、大人の掌からはみ出るサイズは大きいと言わざるを得ず、コンパクト化に関しては後退してしまいました。
 3代目からは、KiCadで設計してElecrowで製造したプリント基板を使用しています。お陰で、組み立てがだいぶ楽になりました。

 一番右は、次に作る予定の4代目で使用するケース(タカチのPS-65)です。3代目と比較して半分の大きさのスイッチを使用し、電池をCR2032からCR1220に変えることで、このサイズに納まる予定です。

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