せっかく作った戸締まりチェッカー。これを雨センサーを組み合わせたら、窓の閉め忘れで室内びしょ濡れという事故が防げるんではないかと思い、雨センサーを自作しました。
ニトムズの銅箔テープをカッターで切って、100円ショップのプラ版に1-2mmの間隔で貼り付ければ、センサー電極の完成です。このセンサーをTWE-Lite DIPのAI3とGNDの間に接続し、AI3(ADC2)を2.2MΩでVccにプルアップしました。
屋外設置なので、電源はTWE-EH Solarと1Fの電気二重層コンデンサの組み合わせにしました。スタート時は充電量が0なのですが、まもなく雨が降るとの予報だったので、乾電池で電気二重層コンデンサを充電して、即運用開始です。
土曜日に製作して、日曜の未明から丸1日の電圧変化をモニターしました。左がそのグラフです。青は雨センサー、緑は電気二重層コンデンサーの電圧です。
日曜の朝に小雨が降り始めると、すぐに電位が低下しました。この時は平面に放置していたのですが、雨粒がいつまでも留まると晴天時の回復が遅れるため、14時ころに手すり上の斜め設置に変更しました。設置変更の再に雨粒を拭いたので、一時的に電位が回復しています。
この日曜日の天気は降ったりやんだりでしたが、21頃には雨が上がりました。しかし、雨センサーの電位は翌朝まで下がったままです。ヒーターを内蔵していないので、雨上がりの検出は苦手なようです。大容量の電源は無いし、雨上がりを検出する必要も無いので、この特性は改善する予定はありません。
せっかく作った雨センサーですが、もうじき訪れる降雪期の事はまるで考えていません。雪の季節に窓を開け放つことは無いので、 寒い時期は片付けて、春になったら運用再開ということになると思います。
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