2016年6月8日水曜日

トランシーバーの電池もち見積もり

 TWE-Liteで作ったトランシーバーの電池もちは、およそ3か月以上と見込んでいます。算出の基にした数値は、以下の通りです。
TWE-Lite Warm Sleep(uA)2
TWE-Lite 待機起床時(mA)17
起床間隔(sec)1
起床時間(ms)32
TWE-Lite 受信時(mA)80
TWE-Lite 送信時(mA)20
1通話あたり送信秒数15
1通話あたり受信秒数15
通話回数/日5
単3エネループの容量を2000mAhとすると、130日で電池が空になります。

 電池の消費割合を時間帯別に集計すると、下のグラフのようになります。

 スリープ中の消費は1%をはるかに下回り、1秒毎に32msの受信待ちを行う待機中起床時の消費が大半を占めています。
 起床間隔と起床時間の長さが電池もちを決定づける主なパラメータです。これらは、電池もちと応答性という相反する要求に直結しています。
 受信時はアンプでスピーカーを鳴らすため、消費電流が数十mA~100mA前後と非常に大きくなります。この部分の割合は、使用状況によって大きく変動します。

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